メガネケース EM (CA-037) を iichi に出品しました

マットな風合いのやわらかいイタリアンレザーで、メガネケースをつくりました。

横にふくらみがある立体的な形です。

裏側には革のシワによる筋状の染めムラがあります。
表情があっておもしろいのでそのまま使いました。

コバ(革の断面)はなめらかに成形し、蜜ロウを染み込ませ磨きました。

オイルをたくさん含んだやわらかみのある革です。
手にした時の感触はふにゃっとしています。

使用した革は、革の経年変化をたのしめる植物タンニンなめしの牛革です。
地のヌメ色がうっすらと透けたような、独特な色のグレーの染色革です。
茶色に近い、ベージュグレーといったような色合いです。

裏地のない1枚仕立てです。
金具はすべて真鍮製です。

厚手のセーム革をお付けします。
レンズがあたる部分に挟み、レンズを保護します。
メガネ拭きとしても使えます。
よごれたら洗うこともできます。

内側はヤスリを重ねがけして、うっすら起毛させました。
内側の底には鼻あてをのせるパーツを付けました。

留め具は、感触の良さと耐久性に定評のある「PRYM ITALY」のホック(スナップボタン)を使っています。

写真のメガネは、UNISEXのLサイズ(W14cm/H6cm/D3cm)です。

縫製はすべて手縫いです。
明るめなベージュ色の糸で縫いました。
革のエイジングが進み、色みが深く変化していくと、
ステッチのベージュ色が映えてきます。

革の経年変化の一例です。
左が今回つくったもの、右が1年ほど使っているものです。
形が少しちがいますが、同じ種類・同じ色の革でつくったものです。

グレーがかった色みは少しずつ褪色していき、
だんだんと深みのあるダークブラウン色に変わってきました。
ほんのりとつやが出てきましたが、光沢感は控えめです。

※ 変化の仕方は使用頻度や環境・革自体の個体差などによって変わります

下が今回つくったもの、上が1年ほど使用したものです。

左が今回つくったもの、右が1年ほど使用したものです。

一般的なサイズのメガネケース(メガネの販売店でもらったもの)と並べたところです。

やや大きめです。存在感があります。

ハンドメイド品の販売サイト iichi に出品しています。